カーライフNavi〜カーシェアリング〜

オリックスカーシェア体験レポート


オリックスカーシェアの旧名称「プチレンタ」を利用した感想レポートです。
2008年当時の情報ですので,料金など現在とは変わっている部分もありますので,その点は最新情報をご確認いただくとして,カーシェア会員になった経緯や使い始めの頃の印象は入会を検討されている皆様にも参考になると思いますので,当時の情報のまま掲載します。

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会員になった理由は

我が家は,私・妻・3歳の娘の3人で京都市内に住んでいます。京都市内は古くからの細い路地が今でも多く残っているため,一方通行の細い路地が多い上に駐車場が少ないなど問題点が多く,自家用車を所有するのにあまり適しているとは言えません。市内の移動だったら,自家用車よりもバスや電車を使うほうが便利で安上がりで済みます。なので,私たちも車は持たず,普段は公共交通機関を利用し,車が必要なときにはレンタカーを利用するという方法をとっていました。

我が家では平日は車を使わないため,基本的には「必要なときにレンタカー」で十分でした。でも,時々は「レンタカーを借りるほどではないけれど,ちょっと車を使いたい」と思うことがありました。例えば,かさばるものを運びたい,ちょっと気分転換にドライブしたい,公共交通機関では行きにくい場所へ行きたい,など・・・。そんな時はタクシーを利用するか,諦めることもあって,「車があれば便利だろうなぁ。」と思うことがありました。

カーシェアリングというサービスを知る

そんな中,オリックス自動車が提供する「プチレンタ(現オリックスカーシェア)」というカーシェアリングサービスが,京都に進出!早速入会説明会に参加し,使い勝手も良さそうだったので即入会しました。カーシェアリングは,月額基本料を定額払えば,あとは15分単位で課金されるので,短い時間で利用したいときにレンタカーよりもお得に利用できるのがメリットです。

例えば1時間だけ利用したい場合。レンタカーだと最低でも5000円程度の料金と保険料,ガソリン代がかかりますが,オリックスカーシェアの場合は基本月額使用料2980円(Bコースの場合)が掛かるものの,あとは15分160円の時間料金と,1㎞当たり14~15円の距離料金(ガソリン代や保険料込み)ですから,10キロほど離れたホームセンターに買い物に行くのに2時間使ったとすると1580円。週に1度程度数時間利用したい我が家には,ぴったりのように思いました。

当時のオリックスカーシェア「プチレンタ」の場合は,コース設定が2種類あり,基本料金が1000円で,時間利用料金が15分260円のAコースと,基本料金が2980円で利用料金が160円のBコースがあります。私はBコースに申し込みました。

レンタカーと違い,カーシェアリングの場合は,一度会員登録をしてしまえば,利用申し込みは携帯やPCのホームページから簡単に手続きができ,思い立ったときにすぐに使えるのも利点だと思います。

オリックスカーシェアの日ごろの使い方

さて,実際に利用する時の様子をご紹介します。

当日利用するまで

まずは,利用申請ですが,これはPCや携帯で専用のページにアクセスし,必要事項を記入して送信するだけです。直前まで予約ができ,また利用中に利用時間の延長等も自由にできますので,自分の車とあまり変わらない感覚で利用できます。今のところ,車がいっぱいで利用したいのに使えないという経験は一度もありません。

利用開始時間になったら,車の貸し出しステーションへ向かいます。我が家では,自転車で5分ほどの距離の場所にステーションがありますので,自転車で行きます。ただ,雨の日はちょっと億劫ですね。

ステーションに行く

オリックスカーシェアは,京都市内にいくつか貸し出しステーションがあります。レンタカーのお店とは異なり,月極駐車場の一角に車が置いてあるだけ,という場合が多いようです。私たちの利用しているステーションには,軽自動車しかありませんが,ステーションによって小型の普通車も選べるところがあるようです。もう少し色々な車が選べると嬉しいですが,近距離利用メインの使用が前提ですから,そういう意味では扱いやすい車が配備されています。

オリックスプチレンタのステーション:烏丸今出川
↑オリックスカーシェアがカーシェアリングの車両として当初採用していたのが,この三菱自動車のi(アイ)。最近ではマツダのデミオが増えています。いずれも細い路地の多い京都にはぴったりの,小回りが利くとても運転しやすい車です。

ICカードで解錠して利用開始

ICカードを車にタッチしてロックを解除し,車を利用できるシステムになっています。ロックを解除すれば,車の中にキーがありますので,それを使ってエンジンをかけます。あとは普通の車と同じ使い方です。カーナビも付いていますので,便利です。ガソリンは基本的に入っていて,入れる必要はありませんが,もし走っている途中でガソリンがなくなりそうであれば,備え付けのカードを使って無料で入れることができるそうです。帰りも申請した時間にパーキングに戻り,またICカードでロックするだけです。使い方に関しては特に問題になることはなさそうです。

オリックスプチレンタのICカードで開錠するところ
↑開錠も施錠もICカードを読み取り機にかざすだけ。認証されると,ハザードランプが数回点滅します。

会員として使ってみた感想は

実際にオリックスカーシェアを使用してみた上でのカーシェアリングの利点と課題をあげてみます。

良いと感じた点

利点としては,
・使いたいと思ったときにすぐに携帯で予約できる。(ステーションに複数台配備されていると,だいたい使いたいときに使えます。)
短時間&近距離であれば安くつく(これが一番ありがたいかも)
・チャイルドシート(ベストのようなもので,1歳半くらいから)があるのが助かる。(これは,会社によっては備えていないところもあります。)

もっと良くなればいいと感じた点

問題点としては
・小型車しか置いていないため,大人数や大きい荷物を運びたいとき,あと純粋に走りたいという場合に対応できる車両がない。
貸し出しステーションが遠い場合は,そこまで行くのが面倒になる。つまり,「手軽に」っていう利点が生かせなくなっちゃいます。
・長時間利用,遠距離になると,レンタカーのほうが安い。この点,オリックスでは,会員向けレンタカー割引があるのでありがたいです。

特に,貸し出しステーションが遠い場合は,致命的です。我が家は自転車で5分程度,という非常に微妙な位置に貸し出しステーションがありますが,かさばるものを運ぶにもタクシーで5分~10分程度ならタクシーを利用しますし,雨の日なども,「ステーションまで移動するのが大変だから,今日はタクシーにしよう」,なんてことになります(笑)。天気がよく,余裕がある時はプチレンタ,という感じでの使い方になっていますね。

我が家のクルマ利用スタイル

結局我が家では,車が必要になった場合,
・帰省やレジャーなど1日以上の利用にはレンタカー
・2~3時間程度のお出かけにはカーシェアリング
・用事先で長時間すごすことが分かっててとりあえず片道だけの移動する場合や,外出先から帰宅する場合なら公共交通
という風に使い分けしています。ある程度の都会の京都に住んでいますから,今のところ費用的にも利便性もそれで満足しています。

もし,例えば自宅マンションの駐車場にカーシェアリングのサービスがあったら,ステーションまで行く手間もかからないし,自家用車とほとんど変わらない感覚で利用できますから,これは嬉しいですね。

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